2013.4.27

スピード復旧成功しました★★★★★

成功事例2 ＨＤＤに異常が発生！ＲＡＩＤ構成がうまくいかずアクセスできない

お客様からの症状

最近、サーバにアクセスする時間が遅くなってきていると思っていた。そのときは他にすることがあったので、しばらくはそのままにしておいた。
再度気になって様子を見に行ったら、エラーの音がしていてうまく立ち上がらなくなっていた。
BIOS上でHDDは認識しているようだが、うまくRAIDが構成されていない。
ストレージサーバとして使用していたので急ぎで必要なデータはないが、あまり時間がかかると業務に支障が出るので、なるべく早くデータを復旧してほしい

診断内容

初期診断用の機材にて、PowerEdge T100に内蔵されているHDDを取り出し、状態チェックを行いました。その結果、一方のHDDに物理的な障害が、もう一方のHDDは正常な状態であることが判明しました。

復旧結果

PowerEdge T100から90%以上のデータ復旧に成功しました。

専門スタッフの対応・コメント

まずは、ご郵送にて到着しましたPowerEdge T100に内蔵されているハードディスクを取り外し、初期診断を行ないました。
一方のハードディスクに物理的損傷がありましたが、完全に故障しているわけではさそうでした。
その後、損傷しているハードディスクに極力負担をかけないよう磁気情報を取得し、正常なハードディスクに情報を書き込みました。完全に故障しているわけではありませんでしたが、損傷度合いとしては正常稼働は不可能なレベルでありました。
磁気情報を書き込んだハードディスクと、元々PowerEdge T100内のもう片方のハードディスクを用いて、ＲＡＩＤを再構成しました。
ある程度、磁気情報の取得率がよかったですが、ＲＡＩＤの構成情報が欠落しておりスムーズにはフォルダ構成やファイルが見つかりませんでした。
ハードディスクの情報を解析作業にて割り出し、その結果を元にＲＡＩＤを再現しました。
破損していたのはＲＡＩＤ情報だけのようで、フォルダの構成やファイルに異常はみられませんでした。
大容量であるため、お客様にはしっかりとご確認をいただき、問題ないとお聞きしましたのでご納品致しました。

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