2014.6.14

スピード復旧成功しました★★★★★

成功事例10 リビルドの発生してしまったRAID機器からのデータ復旧

お客様からの症状

社内で2年ほど前から使っている共有機（TeraStation）が、突然壊れてしまいました。2日ほど前から少し動作が重いと感じていましたが、使えてはいるのでネット回線の問題だろうと特に何もしておりませんでした。朝出社してアクセスできないことに気づき、急いで保守業者さんにみてもらいました。
故障HDDが1台あるということで、新しいものと差し替え色々と試しているようでしたが、うまく直らずメーカー修理に出さないといけないと言われてしまいました。
しかしどうやらこの作業により、RAIDの再構築が行われ、余計にひどい状態になったということも説明を受けました。仕事上、どうしても必要なデータがこのTeraStationに入っており、データだけでも抜き出してほしいと依頼しました。

保守業者さんが調べて「特急で実績も多いデータ復旧業者に診断を依頼した」ということで祈る思いで結果を待ちました。

診断内容

初期診断を弊社専門ツールを用いて実施したところ、元々の構成がRAID10だったようですが、故障HDDを差し替えたことでRAID5にリビルドがかかっている状態でした。
またもう1台のHDDのヘッドも不安定な状態を見受けられ、これにより認識不良が発生していたと思います。

障害の発生していないRAID0のHDDを抽出し、サルベージを実施したところ、お客様ご所望のパーティション領域が見えました。
RAID0の全領域のフルスキャンによりある程度復旧できると判断しました。

復旧結果

RAID0の仮構築を実施し、サルベージ結果を確認したところ、一部破損ファイルが見受けられましたが、リビルドの発生してしまったRAID機器から70〜80%程度のデータ復旧に成功いたしました！

専門スタッフの対応・コメント

今回お預かりしたTerastaitonですが、HDDを差し替えたことによるリビルド発生の状態で、一部復旧できていなかったファイルもありました。お客様が重要とされていたフォルダは運よく復旧できましたが、故障したすぐの時点で診断させていただいていれば全て復旧できていたかもしれません。

機器トラブルが起こった際は、修理などを試みる前にすぐデータ復旧業者などに相談してください。フリーダイヤルにお電話いただければ、状況をお聞きし、最適な方法で無料診断にご案内させていただきます。

>>